Windows XPをターゲットにしたランサムウェア『.crypt』にご注意ください

2016年4月18日

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こんにちは!
パソコンの出張・訪問修理のさくらパソコンサービスです!

4月初旬よりファイルの末尾に『.crypt』が追加されるランサムウェアのお問い合わせが増加しております。

現在のところWindows XPのパソコンにのみ感染が確認されており、ランサムウェア『.crypt』はWindows XPやInternet Explorerなどのセキュリティホールを狙ったものと考えられます。

Windows XPをご利用の方はできる限りインターネットから切り離してご使用することをお勧めします。

詳細につきましては取りまとめて後日更新いたします。

ランサムウェアへの対策

ランサムウェア対策は4つのパートに分けられます。

残念ながらどのパートもランサムウェアの対策として100%ではありません。

全てのパートを同時に実施することで100%のランサムウェア対策となります。

1.スタッフ教育

ランサムウェアとは何か、改竄されたWEBサイトや広告からの自動ダウンロード、メールの添付ファイルなどランサムウェアの感染ルートの知識を共有することが重要です。

また、ランサムウェア対策の4つのパートについて熟知する必要があります。

2.感染予防

セキュリティ対策ソフトの導入は必須ですが、ソフトによっては予防力の低いものも存在しており、選定の際には注意が必要です。

また、Windowsやインストールされているソフトウェアの更新を滞りなくおこなう必要があります。

残念ながらセキュリティ対策ソフトの導入とソフトウェアの更新では100%の感染予防は不可能です。

3.データ保護

感染予防策をくぐり抜けたランサムウェアから重要なデータを守る必要があります。

重要なデータはバックアップを取り、バックアップデータをランサムウェアの手が届かない場所に置く必要があります。

4.対策のアップデート

ランサムウェアを含むマルウェアは進化の速度が速く、これまでも数日で状況が変わったこともありました。

その為、最新のランサムウェアへの情報収集、それらを元にしたランサムウェア対策のアップグレードが不可欠です。

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