2016年6月29日
こんにちは!
パソコンの出張・訪問修理のさくらパソコンサービスです!
日本で多くの被害を出したランサムウェアLockyが再び攻勢を強めています。
メールに添付されたJavaScriptを開くことで感染被害が多数でているようです。
また、昨日よりランサムウェアLockyの亜種『Zepto』の感染例が海外で確認されていましたが、国内においても感染例を確認いたしました。
ランサムウェアLockyの亜種『Zepto』に感染するとファイル名がハイフンを含んだランダムな32桁の英数字に変換され、末尾に『.zepto』が追加され以下のようになります。
ファイル名の例
01234567-ABCD-0123-ABCD-0123456789AB.zepto
ランサムウェアZeptoはLockyと同じくメールの添付ファイルでランサムウェア本体を配布しています。
見知らぬ人からのメールに添付されているファイルは絶対に開けないようにしましょう。
ランサムウェア対策は4つのパートに分けられます。
残念ながらどのパートもランサムウェアの対策として100%ではありません。
全てのパートを同時に実施することで100%のランサムウェア対策となります。
ランサムウェアとは何か、改竄されたWEBサイトや広告からの自動ダウンロード、メールの添付ファイルなどランサムウェアの感染ルートの知識を共有することが重要です。
また、ランサムウェア対策の4つのパートについて熟知する必要があります。
セキュリティ対策ソフトの導入は必須ですが、ソフトによっては予防力の低いものも存在しており、選定の際には注意が必要です。
また、Windowsやインストールされているソフトウェアの更新を滞りなくおこなう必要があります。
残念ながらセキュリティ対策ソフトの導入とソフトウェアの更新では100%の感染予防は不可能です。
感染予防策をくぐり抜けたランサムウェアから重要なデータを守る必要があります。
重要なデータはバックアップを取り、バックアップデータをランサムウェアの手が届かない場所に置く必要があります。
ランサムウェアを含むマルウェアは進化の速度が速く、これまでも数日で状況が変わったこともありました。
その為、最新のランサムウェアへの情報収集、それらを元にしたランサムウェア対策のアップグレードが不可欠です。
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